都心のオフィスビルで制作するアーティストと街が交流し
イノベーションを起こす
街がアートとともにイノベーティブな原動力を生み出す、実証パイロットプログラムとして2022年2月よりスタートした「有楽町アートアーバニズム[YAU]」。アートの制作過程を街なかで広く公開することにより、クリエイティブな人々の多様な出会いを誘発し、イノベーション創発のきっかけを生み出すなど都心ビジネス街におけるアーティストへの持続的活動支援を目的に実施されています。
一般社団法人ベンチは、場の運営の一環として、稽古場運営、レジデント・アーティスト公募、ユース向けの交流プログラム、作品・公演の製作、など多岐にわたり事業を実施しています。これまでにない「場」の在り方を探るプログラムに、ぜひ今後もご注目ください。
https://arturbanism.jp/
プロジェクトメンバー=武田知也、藤井さゆり、小森あや
bench実施事業一覧
Y-base|
元オフィス空間の中に稽古場を整備し、若手を中心としたアーティスト・劇団を招聘・公募することにより創作活動を支援しています。稽古やワークショップの様子をアーティストとの協議の上で積極的に公開し、舞台芸術の創作活動をできるだけオープンにすることで、アーティストやYAU STUDIO利用者同士、スタジオ訪問者との交流を促します。
https://arturbanism.jp/project/y-base/
〇YAU STUDIO Y-base レジデント・アーティスト概要(2024年2月11日〆切募集中!)
<2022年12月~2023年3月>
譜面絵画、y/n、チーム・チープロ、山本卓卓、松井周の標本室、安住の地
https://bench-p.com/news/yaustudio-ybase-residentartist/
<2023年4月~8月>
如何の会、Co.S (コス) / ハラサオリ、6steps、Stilllive、人間の条件・抗原劇場・ペペぺの会・ほしぷろ 4団体合同企画、ヌトミック、ハイドロブラスト、ルサンチカ、y/n
https://bench-p.com/news/yaustudio-ybase-residentartist-2023/
パフォーミングアーツ作品の製作・公演の実施|
大手町・丸の内・有楽町エリアを中心に、YAUという場から生まれるつながりを起点に作品創作の可能性を探求しています。
主な作品に、倉田翠『今ここから、あなたのことが見える/見えない』がある。
https://bench-p.com/projects/yau_midorikurata/
ユース世代の出会いと交流プログラム「ファーストライン」|
パフォーミング・アーツを主としたアートマネジメントに興味のある10代~20代の方を対象とした、ユーススタッフ・プログラム。10代~20代というかけがえのない時期に、多様なアーティスト、アートマネージャーとの対話や作品に触れる機会を提供し、人的交流と現場体験を通して、その人ならではのファーストキャリアの第一歩を作るきっかけを目指します。
https://bench-p.com/projects/firstline/
関連記事
[note(YAU編集室)]
・「面倒くさいことを持ってくる人」は「問いをもたらす人」——YAU SALON vol. 13「『アーティスト・イン・デイサービス』から読み解く、福祉の現場とアート」レポート
https://note.com/arturbanism/n/n376d46d7d74c
・街と結ぶパフォーマンス表現にYAUのヒントを探して——YAU SALON vol.6『「東京で、都市/まちで(と)、”演劇”をつくることを話す」レポート
https://note.com/arturbanism/n/n3c28e5784b6b
・舞台芸術と社会をつなぐ「最初の一歩」——ファーストラインという試み
https://note.com/arturbanism/n/nad364a3a8169
・社会とアートをつなぐ「中間人材」の創造性──YAU SALON vol.8「アートの仕事に必要とされる人物像とは」レポート
https://note.com/arturbanism/n/n163aa468bdce
・演劇やパフォーミングアーツの力で、色々な立場の人をかき混ぜたい。YAU CLASS パフォーミングアーツを中⼼としたアートマネージャーのコレクティヴ bench編
https://note.com/arturbanism/n/nc119b5c61261