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OiBokkeShi『ポータブルトイレットシアター』天プラ・ホールセレクション

演技なのか素なのか、作品なのかワークショップなのか。
97歳が全身全霊で舞台上を駆け回る、驚愕の90分。

97歳の看板俳優・岡田忠雄と菅原直樹の自伝的な作品「ポータブルトイレットシアター」を、岡山県天神山文化プラザの「天プラ・ホールセレクション」として開催。
認知症の妻を介護する高齢男性が、演劇から得た“演じる知恵”を介護に生かし、生きがいを見出す様を描く。

https://tenplaza.info/event/shusai/fIc6AvuQ
主催=岡山県天神山文化プラザ OiBokkeShi 一般社団法人ベンチ

令和5年度 天プラ・ホールセレクション
「老いと演劇」OiBokkeShi『ポータブルトイレットシアター』

■あらすじ
88歳の岡谷正雄は、同い年の、認知症を患っている妻・春江を介護していた。
ある日、岡谷はケアマネージャーに介護の悩みを相談していたところ、ひょんなことから市民参加演劇のオーディションを受けに行くことになる。
看板俳優・岡田忠雄の実体験をもとに舞台化。

■公演日程
2023年5月27日(土)15:00

■上演時間
約90分

■会場
岡山県天神山文化プラザ 1F ホール

■出演・スタッフ
構成・演出:菅原直樹
出演:岡田忠雄、菅原直樹、金定和沙、申瑞季、他

制作:武田知也

 

【プロフィール】

菅原直樹 | Sugawara Naoki(OiBokkeShi主宰)
1983年栃木県宇都宮生まれ。桜美林大学文学部総合文化学科卒。劇作家、演出家、俳優、介護福祉士。「老いと演劇」OiBokkeShi主宰。四国学院大学非常勤講師、美作大学短期大学部非常勤講師。平田オリザが主宰する青年団に俳優として所属。
小劇場を中心に、前田司郎、松井周、多田淳之介、柴幸男、神里雄大の作品などに出演する。2010年より特別養護老人ホームの介護職員として勤務。2012年、東日本大震災を機に岡山県に移住。2014年「老いと演劇」OiBokkeShiを岡山県和気町にて設立し、演劇活動を再開。並行して、認知症ケアに演劇的手法を活用した「老いと演劇のワークショップ」を全国各地で展開。さいたまゴールド・シアターと共同し制作した『よみちにひはくれない 浦和バージョン』(2018年/世界ゴールド祭)、OiBokkeShi×三重県文化会館「介護を楽しむ」「明るく老いる」アートプロジェクト(2017年~)など、劇団外でのプロジェクト、招聘公演も多数実施している。
平成30年(第69回)度芸術選奨文部科学大臣賞新人賞(芸術振興部門)を受賞。平成30年度(第20回)岡山芸術文化賞準グランプリ受賞。奈義町文化功労賞受賞。2019年度(第1回)福武教育文化賞受賞。令和4年度(第81回)山陽新聞奨励賞(社会部門)受賞。

OiBokkeShi
俳優で介護福祉士の菅原直樹を中心に、2014年に岡山県和気町にて設立。看板俳優は、認知症の妻を在宅で介護する岡田忠雄(97歳)。 「老人介護の現場に演劇の知恵を、演劇の現場に老人介護の深みを」という理念のもと、高齢者や介護者と共に作る演劇公演や、認知症ケアに演劇的手法を取り入れたワークショップを実施。2016年より活動拠点を岡山県奈義町に移す。超高齢社会の課題を「演劇」というユニークな切り口でアプローチするその活動は、演劇、介護のジャンルを越え、近年多方面から注目を集める。
OiBokkeShiの活動を密着取材したドキュメンタリー番組「よみちにひはくれない~若き“俳優介護士”の挑戦~」(OHK /2015年)が第24回FNSドキュメンタリー大賞で優秀賞を受賞。
岡田忠雄の日常を密着取材したドキュメンタリー番組「演じて看る」(KSB/2018年)が平成30年日本民間放送連盟賞で優秀賞を受賞。
https://oibokkeshi.net/

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