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映画『OiBokkeShi 99歳の看板俳優』

介護の絶望の先に俳優になった男の“老いと演劇”奇跡の10年

「老いと演劇」OiBokkeShiの看板俳優として数々の舞台に出演してきた岡田忠雄さんの最初で最後の主演の映画『OiBokkeShi 99歳の看板俳優』が、11月27日(木)よりシモキタ – エキマエ – シネマ K2他にて全国公開します。benchは本作品の製作委員会に参画しています。

「老い・ぼけ・死」-誰もが待ち受けるテーマに、“演劇”と“介護”という領域を越えて活動を続ける劇団OiBokkeShi(おいぼっけし)。俳優で介護福祉士の菅原直樹さんと、認知症の妻を介護していた当時88歳の岡田忠雄さんとの出会いからその活動は生まれた。約10年に渡る二人の活動を記録し続けてきた膨大な映像資料をドキュメンタリー映画として構成し、一人の高齢者が老老介護に悩みながらも、演劇に出会い、生きがいになった演劇に救われ、最期まで舞台にこだわり続けた―その軌跡を映し出す。

演劇で「いま、ここ」を共に楽しむ二人の姿は、超高齢化社会の「老い・ぼけ・死」の未来にやさしい光を灯す。

予告映像(YouTube)

公式WEBサイト

Instagram:@okada_movie_99 X:@okada_movie_99

 

映画『OiBokkeShi 99歳の看板俳優 』

■あらすじ
88歳の岡田忠雄さんは、苦しんでいた“妻の認知症介護”をきっかけに、介護福祉士で俳優の菅原直樹さんと出会い、“演技”でぼけを受け入れて「救われた」。

さらに、その出会いは菅原さんに“監督”、岡田さんに“看板俳優”という役を与え、二人の「老いと演劇」の旅路が始まる。

「老い・ぼけ・死」をテーマにした演劇は、虚構である“演劇”の中で岡田さんが生きてきた現実が入り込み、観る者は「虚」と「実」が交じり合う世界に引き込まれる。

それでも老いの現実からは逃れられない。
岡田さんは妻を看取り、自身も脳梗塞を患い、できないことが増え、ついに高齢者住宅に。

それでも「舞台に出たい、役者に定年はない」。
99歳を迎えた“看板俳優”が渇望した舞台、その幕が開く。

■クレジット
出演:岡田忠雄、菅原直樹、「老いと演劇」OiBokkeShi
監督・撮影・編集:大野諭史
撮影:小野祐一 黒瀬輝男 半田幹男
映像技術:吉永順平
MA:寺坂昭正
プロデューサー:山下洋平 武田知也
特別協力:「老いと演劇」OiBokkeShi

宣伝写真:hi hoo farm
ビジュアルデザイン:加藤賢策(LABORATORIES)
配給:MOTIF

2026 年/日本/135分/DCP/カラー/ビスタ/ステレオ

■プロフィール
監督:大野 諭史(おおの さとし)

1980年栃木県生まれ。大学卒業後に東京でテレビ番組制作会社に所属し、スポーツなどのテレビ番組を制作。2011年に岡山県に移住し、KSB瀬戸内海放送で記者に。2018年に岡田さんと菅原さんの活動を描いた番組「演じて看る」を制作し、平成30年日本民間放送連盟賞(テレビ報道番組)優秀賞を受賞。

出演:岡田忠雄(おかだ ただお)

写真:黑田菜月
1926年高松市生まれ。俳優。定年退職後は長年の夢であった俳優を志し、今村昌平監督「黒い雨」「カンゾー先生」等にエキストラとして出演。2014年、認知症の妻とのコミュニケーションに悩み、菅原直樹の「老いと演劇のワークショップ」に参加。同年、劇団「老いと演劇」OiBokkeShi 立ち上げと同時に入団。代表作に、徘徊演劇「よみちにひはくれない」(2015)、「ポータブルトイレットシアター」(2018)、「レクリエーション葬」(2023)など。2024年に病に倒れた後、サービス付き高齢者住宅に入居後も演劇活動を続け、99歳で「恋はみずいろ」(2025)に出演した。2026年3月、5月の新作公演へ向けた準備中に脳伷塞を発症、誤嚥性肺炎のために死去した。

出演:菅原直樹(すがわら なおき)

1983年栃木県宇都宮生まれ。劇作家、演出家、俳優、介護福祉士。「老いと演劇」
OiBokkeShi主宰。青年団に俳優として所属。認知症ケアに演劇的手法を活用した「老いと演劇のワークショップ」を展開。さいたまゴールド・シアターと共同し制作した『よみちにひはくれない 浦和バージョン』(2018年/世界ゴールド祭)など劇団外での招聘公演も多数。近年はイギリス、台湾など海外での活動も展開。2021年にはエンテレキー・アーツ(英国)との共同制作、2025年には台湾・國家兩廳院の主催事業として、『よみちにひはくれない』を現地の高齢者、アーティスト、医療・介護・福祉関係者とともに創作・上演している。平成30年度(第69回)芸術選奨文部科学大臣賞新人賞(芸術振興部門)受賞。第68回岸田國士戯曲賞最終候補作品にノミネート。

 

■場面写真

 

 


©映画「OiBokkeShi 99歳の看板俳優」製作委員会(KSB 瀬戸内海放送・一般社団法人ベンチ)

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