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小山田徹『火床』トーク詳細決定!(「”Play”ing Catch -集まり方の練習-」)

Hibiya Art Park 2025 第二期「”Play”ing Catch -集まり方の練習-」(企画:bench)において実施する、小山田徹『火床』では、「集まり方の練習」をキーワードに、他者と共にある場のあり方、公園の可能性について、火を囲みながら語り合うトークを開催します。

■開催日時
5月18日(日)19:00~20:00
出演:猪瀬浩平×岡部太郎(一般財団法人たんぽぽの家 理事長)

5月21日(水)18:15~19:15
出演:猪瀬浩平×浦邉藻琴(NHKディレクター)× 熊井晃史(「GAKU」事務局長)

5月24日(土)18:30~19:30
出演:小山田徹×猪瀬浩平

※上記時間帯は、マイクを使用したトークとなります。トーク終了後も『火床』終了時間(~21時まで)まで、火を囲みながら語り合いますので、お気軽にご参加ください。

■会場:日比谷公園 芝庭広場

猪瀬浩平(明治学院大学教養教育センター教授)
1978年浦和市生まれ。明治学院大学教養教育センター教授。専門は文化人類学、ボランティア学。1999年の開園以来、見沼田んぼ福祉農園の活動に巻き込まれ、様々な役割を背負いながら今に至る。著書に、『むらと原発――窪川原発計画をもみ消した四万十の人びと』(農山漁村文化協会)、『分解者たち――見沼田んぼのほとりを生きる』(生活書院)、『ボランティアってなんだっけ?』(岩波ブックレット)、『野生のしっそう――障害、兄、そして人類学とともに』(ミシマ社)などがある。

岡部太郎(一般財団法人たんぽぽの家理事長)
1979年前橋市生まれ。多様な人たちが豊かに生きる社会をデザインしたいという思いから、20年以上にわたり奈良のたんぽぽの家で働く。あたらしいアートの可能性を探る「エイブル・アート・ムーブメント」や、これからのものづくり、はたらき方を模索する「Good Job!プロジェクト」を推進。また、展覧会・舞台公演などの企画制作や障害とアートにまつわる相談支援に取り組んでいる。https://tanpoponoye.org/

浦邉藻琴 (NHKディレクター)
広島市出身。2012年NHK入局。新潟局で5年半を過ごすうちに、古い商店街や山奥の集落など、その土地ごとに根付く伝承や暮らしの知恵に魅了され、『新日本風土記』『ブラタモリ』など人と風土の関わりを掘り下げる番組を多く制作。2017年よりNHK渋谷放送センターの文化番組グループに所属。現在は、合理性や分かりやすさに囚われず、人が生きる上で大切なことを見つめようと、先人や今を生きる人々の思想に耳を傾けるドキュメンタリー番組『こころの時代』を担当。2025年2月の放送回では、猪瀬浩平さんと、その“ベース”である見沼田んぼ福祉農園を取材し、「人と人とが互いにエネルギーを使いながらも“ともにいる”こと」の意味を考えた。

熊井晃史(「GAKU」事務局長)
「GAKU」事務局長、ギャラリー「とをが」主宰など。一貫して、創造性教育の現場に携わりながら、聞き手や編集や執筆も手掛ける。渋谷キャスト七周年祭の記念冊子として「『頼まれなくたってやっちゃうことを祝う』田中元子、若林恵、猪瀬浩平」を製作したことで、猪瀬さんとの交流が叶う。さらには偶然にも、旧友が四万十で木工作家を営んでいることから、猪瀬さんの著作『むらと原発』の舞台であり、猪瀬さんが探求する雁皮の産地でもある四万十町との縁が生まれたりして、人生の連続性が顔をのぞかせている。地元の東京・多摩地区では、公園を「インクルーシブ化」するためのプロジェクト「play here」を手掛けている。「集まり方の練習」と言えば、編集執筆を手掛けた『公民館のしあさって』という書籍では、まさにそういうことを探求していたような気がしてきている。

 

小山田徹『火床』について

 

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