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【出演参加者募集】上田久美子+miu+川村美紀子『呼吸にまつわるトレーニングプール -皇居のお堀編- 』

「“Play”ing Catch -集まり方の練習- 」(Hibiya Art Park 2025)、上田久美子+miu+川村美紀子『呼吸にまつわるトレーニングプール -皇居のお堀編- 』では、一般の出演参加者を募集します。

毎日様々な人々が行き交う日比谷公園は、花や植物、昆虫、生き物にはどのように見えているでしょうか?本作での出演者は、「呼吸」をとおして、生物たちとヒトの呼吸が溶け合い循環するこの世界を感じる練習をし、シェイクスピア『ハムレット』の名場面「オフィーリアの溺死」の際に水中に漂う「小さな生き物」たちを演じることに挑みます。
事前の稽古・演技経験は必要ありません。当日の参加のみでOKです。ダンサー・俳優の川村美紀子が簡単な身体のワークを通して皆さんをナビゲートします。出勤前、土曜日の朝に、日比谷公園を舞台に、いつもとは違う視点や感覚を体験しませんか? たくさんの方からのご応募をお待ちしています。

>>詳細・申込は こちら

〈アーティストよりメッセージ〉
最近、気になっています。どうしてほとんどの戯曲には、人間の登場人物しか出てこないんだろう?劇場の中には、人間の時間しか流れていないんだろうか?
シェークスピアのハムレットというお芝居をご存知でしょうか?
デンマーク王子ハムレットの恋人だったオフィーリアが心傷つき小川で死んでしまうピソードは、悲しく美しいイメージによって、17世紀以来たくさんの観客の涙を誘い、有名な絵画にも描かれてきました。
気になってしまいます。オフィーリアが落っこちた小川の中の、水草や魚やバクテリアには、美しい死の場面はどんなふうに感じられるんだろう?
もしかして、こわい?もしかして、ご馳走が落ちてきて嬉しい?
「呼吸」と「音」を手がかりに、人間以外の存在の感覚がどんな感じか、妄想、空想しているうちに、それが姿勢や、動きを変えてくれるかもしれません。皆さんはオフィーリアの死の場面に登場する、人間ではない出演者になって、日比谷公園の地形を活かした「舞台」の上で、呼吸をし、ゆらめき、空想をします。
それが私たちのパフォーマンスです。

上田久美子

 

>>「“Play”ing Catch -集まり方の練習- 」の詳細は こちら


上田久美子+miu+川村美紀子
『呼吸にまつわるトレーニングプール -皇居のお堀編- 』

演出:上田久美子
音:miu
動きのナビゲーション:川村美紀子
テクニカル・ディレクション:遠藤豊(LUFTZUG)
メインビジュアル:小池アイ子
協力:城崎国際アートセンター(豊岡市)

 

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